金具の試作第一号は、形と大きさは実物に近いもので製作しましたが、造るのが大変な上、皮を通すのが難しく、長さの調整は私以外は無理な状況です。
このため、量産タイプは、形の簡略化と大きめのサイズで作り直しました。また、銀同士の溶接は、蝋付けをしなくても、銀自体の溶解で接着することが可能です。バーナーで加熱して、溶け始めたところで加熱をやめれば、溶着しています。ただし形を維持する限界でやめないと、完全に溶けて銀の固まりになります。(多くの失敗から、この勘所が分かりました)。
銀は、こうした小さなパーツでは大した材料費にもならず、適当に堅く、加工には柔らかいと、理想的な材料です。また、ガンブルーで黒染めも可能です。
こうして出来た金具を黒染めし、これまで製作したver.2に組込ました。(奥の右側が試作第一号です。その他は少し大きめです。)
金具のサイズが少々大きめとなりましたが、実物と同じ構造で、長さの調整も可能となりました。これで、漸くM3アップサイド・ホルスターも完成となりました。製作開始が昨年の5月末でしたので、随分と時間が経過しましたが、色んなノウハウを習得出来、楽しい趣味を満喫しています。後は、更に仕上げの精度を上げる事と、これを使ったフィギャを造ってみたいと思います(やはり、二次戦米軍空挺ですかね・・・)。
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jun2
杉さん
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