マルガリータで乾杯を!
'14:インド
'14:インド
◆原題:MARGARITA, WITH A STRAW
◆監督:ショナリ・ボース
◆主演:カルキ・コーチリン、レーヴァティ、サヤーニー・グプター、ウィリアム・モーズリー、フセイン・ダラール、テンジン・ダラ、クルジート・シン、モルハール・クシュー
◆STORY◆キラキラの瞳と笑顔が魅力的なライラ(カルキ・コーチリン)は、作家になる夢を胸に、大学へ通う19歳。生まれつきの障害があり、身体は不自由だが、それをものともしない前向きな明るさと旺盛なチャレンジ精神、好奇心の持ち主。両親や弟、親友たちのサポートを受けながら、音楽活動に打ち込むなど、大学生活を謳歌していた。ある時、彼女が作詞した曲を歌ったバンドがコンテストで優勝するが、それは自分が障害者だからだという理由を知って愕然とする。さらに、密かに想いを寄せていたバンドのヴォーカル、ニマに対する恋心も実を結ばずに終わった。塞ぎ込むライラの元に、ニューヨーク大学への留学の話が舞い込む。希望を胸に、母(レーヴァティ)と一緒にニューヨークへ乗り込んだライラは、刺激的な毎日の中で、思うままに新しい体験を重ねて行く。やがて、大学で知り合った目の不自由な女性ハヌム(サヤーニー・グプター)と急速に仲を深め、体調を崩した母がインドに帰ると、互いに恋心を抱いた2人は一緒に暮らし始める。その一方でライラは、興味本位でクラスメイトのジャレッド(ウィリアム・モーズリー)とも寝てしまう。そうとは知らないハヌムを連れて、春休みにインドへ帰国。そこでライラは、母親に自分がバイセクシャルであることを告白する。だが、母の理解は得られなかった。予想通りのこととはいえ、落ち込むライラ。ちょうどその頃、母が末期のガンに侵されていることが明らかになる。インドに残ることを決意したライラはハヌムに、一緒に帰れないこと、さらにジャレッドとの関係を打ち明ける。怒るハヌムに対して謝ることしかできないライラ。別れを選択する2人だったが……
インド出身の女性監督ショナリ・ボースがメガホンを取った珠玉の感動作です。
障害のあるヒロインが悩んだり傷ついたりしながらも、
大学進学や恋愛や親離れという難題にチャレンジする姿を生き生きと映していきます。
っていうか、脳性まひのヒロインを演じた人は健常者で、あれは演技だったのか!って思うくらい、自然に見えたな~
ヒロインのライラはとっても好奇心旺盛なんだよね。10代のどこにでもいる若い子って感じだよね。
優しくしてくれるイケメン男子は好きになったり、ぶつかって傷ついたりって障がい者なんだけど、
自由でオープンなんだよね~
でも、特有のわがままに見える自己主張をみると、あーーーっておもうとことあるんだよね~
恋に破れ傷ついて、前に進んでいくためにNYに留学しってすごいなって思いながら見てました。
彼女は同性愛者じゃなく、自分を愛してくれるのであれば男性でもOKなんだよね~
なんかよくわからんってことも多い映画だったけど、
障がい者だからって彼女の可能性をつぶさずにのばしてやろうってしているお母さんにはホロってさせられました。
マルガリータはカクテルグラスでくるから、手に不自由があるとカクテルグラスでは飲めないのでは?って思うけど、
彼女はコップに移してストローをさして飲む。自分らしく、彼女が何かをみつけて前をむけたようなラストは素敵でした。
Nakajiの満足度 ★★★(3.0) 2/28 劇場鑑賞 16 作
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カルキ・ケクラン,レーヴァティ,サヤーニー・グプタ―,ウィリアム・モーズリー | |
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