サンローラン
'14:フランス
'14:フランス
◆原題:SAINT LAURENT
◆監督:ベルトラン・ボネロ「メゾン ある娼館の記憶」
◆主演:ギャスパー・ウリエル、ジェレミー・レニエ、ルイ・ガレル、レア・セドゥ、ヘルムート・バーガー、アミラ・カサール、エイミリン・バラデ、ミシャ・レスコー、ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ、ヴァレリー・ドンゼッリ、ジャスミン・トリンカ、ドミニク・サンダ
◆STORY◆1965年に発表した“モンドリアン・ルック”や1966年の“スモーキング”で世界的に大ブレイクしたファッションデザイナーのイヴ・サンローラン(ギャスパー・ウリエル)は、その後、ファッション界を席巻、“モードの帝王”と呼ばれるようになり彼の人生において絶頂期を迎えていた。アンディ・ウォーホルに「僕たちは20世紀後半の2大アーティストだ」と称えられるサンローランだったが、実はその頃、彼は新しいデザインを生み出すプレッシャーに苦しんでいたのであった。ブランドのミューズ・ルルやお気に入りのモデル・ベティ、そして危険な愛人ジャックと刹那的な快楽を追い求めるサンローラン。だが彼の心が満たされることはなく、やがて全てを見失い始めたサンローランは1枚のデザイン画も描けなくなってしまう……
世界的な知名度を誇るファッションデザイナー、イヴ・サンローランの栄光と挫折を、1967年からの10年間に焦点を絞って赤裸々に描いたドラマです。
この1年彼の作品をよくみたような気がするけど、これがラストかしら・・・
いやーーーー長い映画だったな~
多忙を極める一方で重圧や孤独に悩む様子や、アルコールや薬への依存やパートナーとの関係といった衝撃的な出来事までもを映し出しています。
彼の映画を見てたから、ドラッグ。アルコール依存症、同性愛者っていうのは知っていたけど、
この10年のスポットをあてたのをみたら、本当にこの10年がひどかったんだろうな~って改めて思ってしまいました。
この人、パートナーや友達がいなかったら本当に死んでいたんじゃないって思うけど、
一番輝いていたときだったから、とにかく次のデザインを考えなくてはいけないプレッシャー、
孤独からドラッグやアルコールに逃げてみたり、男を買ってみたりってすごいよね。
死ぬんじゃないっていうか、死にたいのかって思うくらい。
でも本当に逃げたかったんだろうな~この現実から。。。
繊細なサンローランを描くのにギャスパー・ウリエルはすごく素敵だった。
壊れそうでいてやめられない快感というか。そんな表情すごく描かれていたね~
ベティ・カトルーを演じたエイメリン・バラデもルル・ドゥ・ラ・ファレーズを演じたレア・セドゥ素敵だったな~
この時代のファッションってシンプルでやっぱりかっこいいよな~って改めて思ってしまいました。
ファションより、彼自身を描いた映画だったね。
Nakaji的には、ファッションを描いた前のほうが好きだったかな~
Nakajiの満足度 ★★★★(4.0) 2/27 劇場鑑賞 15 作
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ギャガ |
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ピエール・ニネ,ギヨーム・ガリエンヌ,シャルロット・ルボン | |
KADOKAWA / 角川書店 |