怪しい彼女

怪しい彼女
'14：韓国

◆監督:ファン・ドンヒョク「トガニ 幼き瞳の告発」
◆主演:シム・ウンギョン、ナ・ムニ、パク・イナン、ソン・ドンイル、イ・ジヌク、ジニョン

◆STORY◆苦労の末に女手一つで今では国立大学で教授を務める息子ヒョンチョル（ソン・ドンイル）を育て上げたことを誇りに思っている70歳のマルスン（ナ・ムニ）。意固地な性格と口の悪さからトラブルを巻き起こすことは日常茶飯事で、何かにつけ口を出してくるマルスンにヒョンチョルの妻はすっかりまいっていた。マルスンを老人ホームに入所させようという話を聞き落ち込んだ彼女が町を歩いていると、青春写真館という不思議な写真館の前に出る。花のようだった若い頃を振り返りながら遺影を撮ってもらおうとするマルスンに、店主は50歳若くしてあげると言葉をかけ、シャッターを切る。ふと窓に写った自分の姿に目をやると、20歳の頃のかわいらしい姿（シム・ウンギョン）になっていた。マルスンは浮足立って髪型や服装を変え、オ・ドゥリと名乗り、昔の奉公人パクさん（パク・イナン）のもとに身を寄せて新しい生活をスタートさせる。ある日オ・ドゥリがシルバーカフェでカラオケを楽しんでいたところ、これを聞いた音楽番組プロデューサーのスンウ（イ・ジヌク）や孫のジハはたちまち彼女の歌声の虜になる。ジハに乞われるまま彼のいるアマチュア・バンドでボーカルを務めることになったオ・ドゥリは、万感の思いを込め熱唱。バンドはスンウがプロデュースする音楽番組で紹介され、その心揺さぶる歌声は大反響を呼ぶ。多くの人に夢を与える中、いつしか彼女はスンウに恋心を抱くようになっていた。自分の思うように生きていると実感する彼女だったが……

『サニー 永遠の仲間たち』のシム・ウンギョンと『ハーモニー 心をつなぐ歌』などのベテラン、ナ・ムニが二人一役を熱演する心温まるファンタジーです。

面白いって聞いて奇跡的に富山で公開していたのでみにいってきました。いやーーーー面白かった！！

いきなり誰かのあいさつから映画はスタート、誰？って思ってみてたら、
B1A4のジニョンって人気あるアイドルグループの子だったんだってね。

さてさて映画は、。70歳の老女が突然20歳の自分に若返ってしまったことから巻き起こる珍騒動を、爆笑と感動の涙で盛り上げていきます。
まあ、とにかく、“キュートだけど中身はクソババア”って女の子繰り広げるから、
おもしろくないわけがないって感じだったよね。

この７０歳のおばあちゃんがまた強くてね～
一人で子供を育て上げた人だから、そんじょそこらの気の強さじゃないよね（笑）
夫を亡くして息子を抱え、人知れぬ苦労を経験している人だからね。
家族はおばあちゃんの小言に付き合わなくちゃいけないから大変なんだよね。
だからお母さんが入院した時なんて誰が世話するの？みたいなさあ・・・
韓国って儒教の国っていってたのに、現実は高齢者が敬われなくなりつつあるんかな～って思いながらみておりました。
そしてふとしたきっかけで若返ってしまうんだけど・・・あわてることもなく、思いっきり楽しんでいるんだよ。
髪型をオードリーのようにしてもらったり、おしゃれしてみたり・・
若いとき苦労したからはじけ方が半端ない（笑）
孫のバンドのボーカルにまでなっているし・・やっと私の青春がきたーーって感じなんだろうね。
でもおばあちゃんが苦労した人だから、なんか楽しんでるの見たらこっちまで楽しくなってきてたけどね（笑）
ラストはえーーそんなんで現実の世界にもどるの？って思ったけど、
やっぱり子供ながらに親が苦労していたのをわかっているんだな～って思ったり、
親はやっぱり子供がかわいいんだな～ってあらためて思ったり、
家族っていいな～ってホロってしました

シム・ウンギョンが本当にうまかった！！
かわいいんだけど中身はばあちゃんってめっちゃかわいくてね～
かわいい顔して下ネタバンバンいったりさあ、電車の中でお母さん説教したりさあ、本当に彼女がかわいくてね～
爆笑してしまいました。
しかしこの子の「春のワルツ」、「太王四神記」とかみてたから大人になったな～って思った(笑)
そういえばこの子のだめカンタービレするんでしょ！楽しみだね。

そして脇役がまたよかったね～
イ・ジヌクがちょっと存在うすかったのは残念だったんだけどさあ、、、

わらいあり涙あり、あーーー映画って楽しいな～って思った映画だったね。

Ｎａｋａｊｉの満足度　★★★★（４．５）　　７／２３　　劇場鑑賞　６４　作

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