現在、シャンチー(中国象棋)の国際的に規範となっているルールは、
アジアシャンチー連合会(AXF)制定のルール(2008年8月第三次修訂補充本)です。
この中には、コマの名称についての規定が設けられています。
それによると、
紅方のコマ:帥、車、馬、炮、仕、相、兵
黒方のコマ:将、車、馬、炮、士、象、卒
(原文は中国簡体字)
実際に市販されているコマの中には、「車」や「馬」に「人偏(にんべん)」が付いていたり、
「炮」が「砲」や「包」になっているものもありますが、
これらはコマのデザイン(意匠)の問題であって、コマの名称と混同してはなりません。
書籍やネットなどで棋譜を記載する際も、規範となるルールの表記に従うことは当然です。
ただし紅の「仕」については、棋譜入力ソフト『象棋演播室(XQstudio)』が「士」を採用していることから、
日本シャンチー協会の会報もそれに従っています。
以前は、国内でシャンチーを紹介する書籍などで、「帥」(元帥の帥)を「師」と誤る例が数多くありましたが、
さすがに最近はそのような誤りは見られなくなりました。
ただしインターネットサイトでは、最近でも「師」と誤っている例が見られますので、
注意が必要です。
アジアシャンチー連合会(AXF)制定のルール(2008年8月第三次修訂補充本)です。
この中には、コマの名称についての規定が設けられています。
それによると、
紅方のコマ:帥、車、馬、炮、仕、相、兵
黒方のコマ:将、車、馬、炮、士、象、卒
(原文は中国簡体字)
実際に市販されているコマの中には、「車」や「馬」に「人偏(にんべん)」が付いていたり、
「炮」が「砲」や「包」になっているものもありますが、
これらはコマのデザイン(意匠)の問題であって、コマの名称と混同してはなりません。
書籍やネットなどで棋譜を記載する際も、規範となるルールの表記に従うことは当然です。
ただし紅の「仕」については、棋譜入力ソフト『象棋演播室(XQstudio)』が「士」を採用していることから、
日本シャンチー協会の会報もそれに従っています。
以前は、国内でシャンチーを紹介する書籍などで、「帥」(元帥の帥)を「師」と誤る例が数多くありましたが、
さすがに最近はそのような誤りは見られなくなりました。
ただしインターネットサイトでは、最近でも「師」と誤っている例が見られますので、
注意が必要です。