「シャンチー(中国象棋)・チームジャパン」を目指す精鋭が集う「“日中学院倉石記念杯”第21回全国選抜シャンチートーナメント」(日本シャンチー協会主催)は、7月19日・20日、東京・目黒区民センターで開催されますが、7月12日、その第3回研修会が行われました。
「全国選抜トーナメント」は、1995年、中国の特級大師・柳大華選手(80・81年中国チャンピオン)が日本シャンチー協会などの招きにより来日した折に、当時の有力プレーヤーを招集して開催されたのがその起源です。
1999年、日本シャンチー協会が日本と中国の友好に貢献のあった団体に贈られる「日中学院倉石賞」を受賞したことを記念して、翌年から「日中学院倉石記念杯」の名を冠して行われるようになりました。
2004年からは、日本のシャンチーのレベル向上のために、毎回布局を指定して行う「布局指定方式」が採用されています。(歴代の優勝者は協会ホームページ参照→こちら)
今年の全国選抜トーナメントには、2016-17年の日本代表選手を目指す「シャンチー・チームジャパン2016-17」(2016-17年の国際試合への派遣選手はこの中から選抜される)予備登録選手のほか、わが国唯一の「アジア大師」(Asian Master)山崎秀夫選手ら中国出身のプレーヤーを含む17名がエントリーしています。
今年の指定布局は「中炮互進七兵対屏風馬」。この布局は半年以上前に公表されるため、出場プレーヤーは本戦に半年間の研究成果を引っさげて臨むことになります。協会では、そのための研修会の場をを5月から毎月設けています。
7月12日に行われた第3回研修会には、本戦出場者9名のほか自主参加の2名、計11名が参加。本戦を1週間後に控えての最後の研修会とあって、互いに相手の研究動向を探る駆け引き含みの戦いが繰り広げられました。
第1ラウンドでは、トップアスリート育成プログラム現役5期生の可児宏暉選手が、2011年優勝の服部亜光選手(レイティング差215)を破り、本戦での活躍を期待させました。
今年の全日本選手権を制した所司和晴選手(日本将棋連盟棋士七段)は、昼間の将棋の仕事を終えると最終ラウンドに駆け付け、服部選手と“申し合い”。相撲界には「一番強い力士が一番稽古する」という言葉がありますが、まさにそれを地で行くものとなりました。
◎“日中学院倉石記念杯”第21回全国選抜シャンチートーナメント
とき:7月19日・20日
ところ:目黒区民センター
日程
7月19日
1R:10:10
2R:13:10
3R:15:10
4R:17:40
7月20日
5R:10:00
6R:13:00
7R:15:00
参観は自由です。
報道関係者及び出場選手の委託を受けた方以外の写真撮影はお断りしております。

トップアスリート育成プログラム5期生・可児選手

「一番強い力士が一番稽古する」所司選手
「全国選抜トーナメント」は、1995年、中国の特級大師・柳大華選手(80・81年中国チャンピオン)が日本シャンチー協会などの招きにより来日した折に、当時の有力プレーヤーを招集して開催されたのがその起源です。
1999年、日本シャンチー協会が日本と中国の友好に貢献のあった団体に贈られる「日中学院倉石賞」を受賞したことを記念して、翌年から「日中学院倉石記念杯」の名を冠して行われるようになりました。
2004年からは、日本のシャンチーのレベル向上のために、毎回布局を指定して行う「布局指定方式」が採用されています。(歴代の優勝者は協会ホームページ参照→こちら)
今年の全国選抜トーナメントには、2016-17年の日本代表選手を目指す「シャンチー・チームジャパン2016-17」(2016-17年の国際試合への派遣選手はこの中から選抜される)予備登録選手のほか、わが国唯一の「アジア大師」(Asian Master)山崎秀夫選手ら中国出身のプレーヤーを含む17名がエントリーしています。
今年の指定布局は「中炮互進七兵対屏風馬」。この布局は半年以上前に公表されるため、出場プレーヤーは本戦に半年間の研究成果を引っさげて臨むことになります。協会では、そのための研修会の場をを5月から毎月設けています。
7月12日に行われた第3回研修会には、本戦出場者9名のほか自主参加の2名、計11名が参加。本戦を1週間後に控えての最後の研修会とあって、互いに相手の研究動向を探る駆け引き含みの戦いが繰り広げられました。
第1ラウンドでは、トップアスリート育成プログラム現役5期生の可児宏暉選手が、2011年優勝の服部亜光選手(レイティング差215)を破り、本戦での活躍を期待させました。
今年の全日本選手権を制した所司和晴選手(日本将棋連盟棋士七段)は、昼間の将棋の仕事を終えると最終ラウンドに駆け付け、服部選手と“申し合い”。相撲界には「一番強い力士が一番稽古する」という言葉がありますが、まさにそれを地で行くものとなりました。
◎“日中学院倉石記念杯”第21回全国選抜シャンチートーナメント
とき:7月19日・20日
ところ:目黒区民センター
日程
7月19日
1R:10:10
2R:13:10
3R:15:10
4R:17:40
7月20日
5R:10:00
6R:13:00
7R:15:00
参観は自由です。
報道関係者及び出場選手の委託を受けた方以外の写真撮影はお断りしております。

トップアスリート育成プログラム5期生・可児選手

「一番強い力士が一番稽古する」所司選手