シャンチー(中国象棋)の日々~三千年の歴史、5億人の愛好者

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第13回全国選抜トーナメント(1)

2007-07-16 | 国内トーナメント
全国選抜トーナメントが、15日、東京・目黒区民センターで開幕しました。正式名称は「飛相局王争覇“日中学院倉石記念杯”第13回全国選抜シャンチートーナメント」です。
この「全国選抜トーナメント」は、1995年に中国の特級大師・柳大華選手の来日を記念して、全国の優秀なプレーヤー16名を集めて開催されたのが第1回でした。NHK衛星放送でも放映され、大きな話題となりました。以後、毎年開催され、協会の大きな行事の一つとなっています。
日本シャンチー協会は、1999年、「世界最大の中国語教育専門機関」といわれる日中学院から、「倉石賞」という栄誉ある賞をいただきました。これは日中学院が中国語教育や日中友好に功績のあった団体に毎年授与しているもので、創立者の倉石武四郎氏の名を冠しています。協会では倉石賞受賞を記念して、このトーナメントを「日中学院倉石記念杯」と名付けました。そして4年前から、すべての対局をあらかじめ指定した布局で開始するという新たな試みに挑戦しています。
今年の指定布局は飛相局(相三進五)です。台風が接近して集合時間には強風と大雨に見舞われましたが、首都圏だけでなく、長野から静岡から宇都宮から、集合時間には15名のプレーヤーがずぶ濡れになりながらも全員会場に顔をそろえました。新幹線がストップするのに備えて前日から東京入りしたプレーヤーもいました。プレーヤーたちのシャンチーにかける思いの強さに改めて胸を打たれました。
このトーナメントはスイス式7回戦、初日は4ラウンド、2日目は3ラウンドが行われます。トーナメントの結果は次回お知らせします。お楽しみに。
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