シャンチー(中国象棋)の日々~三千年の歴史、5億人の愛好者

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シャンチー(象棋)の「上海友好都市インビテーション」開催される

2019-05-26 | 国際トーナメント
シャンチー(象棋)の「上海友好都市インビテーション」が、5月22日-24日、中国上海市で開催され、アジア、ヨーロッパ、北米から12チーム、2名の女子を含む35名の選手(うち17名がノンチャイニーズ・ノンベトナミーズ=NCV)が出場しました。

日本からは、田中篤、可児宏暉(かに・ひろあき)、中村千鶴の3選手が出場し、田中選手がノンチャイニーズ・ノンベトナミーズ(NCV)部門7位入賞を果たしました。。

日本から出場した各選手の対戦成績は次のとおり。

◇田中篤選手
1R 1-1 Mikko Tornqvist(鄧明高NCV、フィンランド)
2R 2-0 Berube Damien(達民NCV、カナダ)
3R 0-2 趙瑋(中国)
4R 1-1 Michael Naegler(耐格勒NCV、ドイツ)
5R 0-2 Karsten Hoffarth(霍法徳NCV、オランダ)=ドイツ国籍だがオランダチームで参加
6R 1-1 胡躍(イタリア)
7R 2-0 Jouni Ramo(頼優尼NCV、フィンランド)
(総合22位、NCV7位)

田中選手は、第6・7ラウンドで持ち前の粘りを見せ、NCV入賞に滑り込みました。

◇可児宏暉選手
1R 2-0 余暁蘭(オランダ)
2R 0-2 Yogi Do(杜国勝NCV、米国)
3R 0-2 Krishna Sankirtan(基沙納NCV、タイ)
4R 0-2 Karsten Hoffarth(霍法徳NCV、オランダ)
5R 2-0 Jouni Ramo(頼優尼NCV、フィンランド)
6R 0-2 Sergei Korchitskij(柯棋斯基NCV、ロシア)=ベラルーシ国籍
7R 2-0 Petr Paulovich(保羅維奇NCV、ロシア)
(総合26位、NCV9位)

可児選手は、「対手分」(対戦相手のポイントの総和、ソルコフ)の差であと一歩及ばず、NCV入賞(8位まで)を逃しました。

◇中村千鶴選手
1R 0-2 Michael Naegler(耐格勒NCV、ドイツ)
2R 0-2 方毅(イタリア)
3R 2-0 Petr Paulovich(保羅維奇NCV、ロシア)
4R 0-2 陳培進(フィリピン)
5R 0-2 謝文川(米国)
6R 0-2 Mikko Tornqvist(鄧明高NCV、フィンランド)
7R 2-0 Berube Damien(達民NCV、カナダ)
(総合30位、NCV13位)

この大会に出場した女子選手は、中村選手のほかには余暁蘭(オランダ)のみ。

各部門の入賞は次のとおり。

◆団体
優勝・中国(謝靖、孫勇征)、2位・ベトナム(Lai Ly Huynh=頼理兄、Uong Duong Bac=汪洋北)、3位・ドイツ(薛涵第、濮方堯)

◆個人
優勝・謝靖(中国)、2位・孫勇征(中国)、3位・Lai Ly Huynh(頼理兄、ベトナム)、4位・趙瑋(中国)、5位・薛涵第(ドイツ)、6位・胡玉山(米国)、7位・濮方堯(ドイツ)、8位・Uong Duong Bac(汪洋北、ベトナム)

◆ノンチャイニーズ・ノンベトナミーズ部門
優勝・Yogi Do(杜国勝、米国)、2位・Petri Haikola(海彼徳、フィンランド)、3位・Karsten Hoffarth(霍法徳、オランダ)、4位・Michael Naegler(耐格勒、ドイツ)、5位・Sergei Korchitskij(柯棋斯基、ロシア)、6位・Radtailokutarapol(拉泰、タイ)、7位・田中篤、8位・Krishna Sankirtan(基沙納、タイ)



「レジェンド」胡栄華氏と。左から田中、可児、胡氏をはさんで中村の各選手。


中村選手


田中選手


可児選手


団体優勝の中国チーム


個人優勝の謝靖(中国)


NCVの表彰(左から2人目が田中選手)











 


    


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