シャンチー(象棋)の第38期日本リーグは、11月23日・24日、目黒区民センターで開催され(持ち時間は1部60分+30秒、2部30分+30秒)、1部はグエン・チ・チュン選手が、2部は酒井清隆選手が優勝しました。
この日本リーグは、1982年、日本シャンチー協会前身である「日中象棋協会」の活動が73年の創立当初の勢いを失い、春の「全国選手権」を行うだけとなっていた情況に対して、当時の若手プレーヤーと「老華僑」プレーヤーが対局の機会を確保し、当時の全日本選手権の「ノックアウト方式」(いわゆる高校野球方式)に対して、ラウンドロビン(総当り)により「実力日本一を決定する」ことを標榜して創設したのが端緒です。
第38期は1部でグエン・チ・チュン選手が優勝。2017年以来2度目の全日本選手権、全国選抜トーナメント、日本リーグの「3冠王」を達成しました。グエン選手は、来日以来、全日本選手権3連覇(2017-19)、全国選抜トーナメント2度優勝(17、19年。18年は欠場)、日本リーグ3連覇(36-38期)という輝かしい足跡を日本に残しました。来年3月には日本滞在を終え、ベトナムに帰国することになっています。
2部は10月の世界選手権NCV部門で準優勝の酒井清隆選手が優勝しました。
◆1部(6名)
優勝:グエン・チ・チュン 2位:所司和晴 3位服部亜光
◆2部(7名)
優勝:酒井清隆 2位:曹運生 3位:中村千鶴
この日本リーグは、1982年、日本シャンチー協会前身である「日中象棋協会」の活動が73年の創立当初の勢いを失い、春の「全国選手権」を行うだけとなっていた情況に対して、当時の若手プレーヤーと「老華僑」プレーヤーが対局の機会を確保し、当時の全日本選手権の「ノックアウト方式」(いわゆる高校野球方式)に対して、ラウンドロビン(総当り)により「実力日本一を決定する」ことを標榜して創設したのが端緒です。
第38期は1部でグエン・チ・チュン選手が優勝。2017年以来2度目の全日本選手権、全国選抜トーナメント、日本リーグの「3冠王」を達成しました。グエン選手は、来日以来、全日本選手権3連覇(2017-19)、全国選抜トーナメント2度優勝(17、19年。18年は欠場)、日本リーグ3連覇(36-38期)という輝かしい足跡を日本に残しました。来年3月には日本滞在を終え、ベトナムに帰国することになっています。
2部は10月の世界選手権NCV部門で準優勝の酒井清隆選手が優勝しました。
◆1部(6名)
優勝:グエン・チ・チュン 2位:所司和晴 3位服部亜光
◆2部(7名)
優勝:酒井清隆 2位:曹運生 3位:中村千鶴