日本シャンチー(象棋)界の精鋭が集う「“日中学院倉石記念杯”第25回全国選抜シャンチートーナメント」(日本シャンチー協会主催)は、7月14日・15日、東京・「なかのZERO」で開催され、グエン・チ・チュン選手が2年ぶり2度目の優勝を飾りました。
1995年、中国の特級大師・柳大華選手(80・81年中国チャンピオン)が日本シャンチー協会などの招きにより来日した折に、当時の有力プレーヤーを招集して開催されたことに起源を持つ「全国選抜トーナメント」は、1999年、日本シャンチー協会が日本と中国の友好に貢献のあった団体に贈られる「日中学院倉石賞」を受賞したことを記念して、翌年から「日中学院倉石記念杯」の名を冠して行われるようになりました。
2004年からは、日本のシャンチーのレベル向上のために、毎回布局を指定して行う「布局指定方式」が採用されています。(歴代の優勝者は協会ホームページ参照→こちら)
今年のテーマは「中炮対進左馬先挺7卒」、黒方がいち早く7卒を突いて主導権を握ろうとする布局です。出場選手は研究成果をひっさげてこのトーナメントに臨むため、トーナメントは研究発表会さながらの様相を呈します。
第6ラウンドまでの上位2名で行われる決勝戦に進んだのは、グエン・チ・チュン、徐光亜の両選手。この二人は第6ラウンドで対戦した際は和(引き分け)でしたが、決勝戦ではグエン選手が徐選手を下して2年ぶり2度目(昨年は欠場)の優勝を果たしました。3位決定戦は、暫定4位の所司和晴選手が楊帆選手を下して逆転で3位に入りました。
◆入賞者
優勝:グエン・チ・チュン(東京)
2位:徐光亜(千葉)
3位:所司和晴(千葉)
4位:楊帆(東京)
5位:可児宏暉(広島)
6位:チャン・コン・ディエン(千葉)
上位6名は、ベトナム出身者、中国出身者、「純国産」選手、それぞれ2名ずつとなり、シャンチーというスポーツの国際性を体現する結果となりました。

グエン・チ・チュン選手

徐光亜選手

所司和晴選手

国内トーナメントでは初めて中国の対戦組み合わせソフト「雲蛇比賽編排」が使用されました。
1995年、中国の特級大師・柳大華選手(80・81年中国チャンピオン)が日本シャンチー協会などの招きにより来日した折に、当時の有力プレーヤーを招集して開催されたことに起源を持つ「全国選抜トーナメント」は、1999年、日本シャンチー協会が日本と中国の友好に貢献のあった団体に贈られる「日中学院倉石賞」を受賞したことを記念して、翌年から「日中学院倉石記念杯」の名を冠して行われるようになりました。
2004年からは、日本のシャンチーのレベル向上のために、毎回布局を指定して行う「布局指定方式」が採用されています。(歴代の優勝者は協会ホームページ参照→こちら)
今年のテーマは「中炮対進左馬先挺7卒」、黒方がいち早く7卒を突いて主導権を握ろうとする布局です。出場選手は研究成果をひっさげてこのトーナメントに臨むため、トーナメントは研究発表会さながらの様相を呈します。
第6ラウンドまでの上位2名で行われる決勝戦に進んだのは、グエン・チ・チュン、徐光亜の両選手。この二人は第6ラウンドで対戦した際は和(引き分け)でしたが、決勝戦ではグエン選手が徐選手を下して2年ぶり2度目(昨年は欠場)の優勝を果たしました。3位決定戦は、暫定4位の所司和晴選手が楊帆選手を下して逆転で3位に入りました。
◆入賞者
優勝:グエン・チ・チュン(東京)
2位:徐光亜(千葉)
3位:所司和晴(千葉)
4位:楊帆(東京)
5位:可児宏暉(広島)
6位:チャン・コン・ディエン(千葉)
上位6名は、ベトナム出身者、中国出身者、「純国産」選手、それぞれ2名ずつとなり、シャンチーというスポーツの国際性を体現する結果となりました。

グエン・チ・チュン選手

徐光亜選手

所司和晴選手

国内トーナメントでは初めて中国の対戦組み合わせソフト「雲蛇比賽編排」が使用されました。