フィリピンで開催されているシャンチー(中国象棋)の第17回アジア選手権は、10月28日、閉会式が行われ、次のとおり成績が公布されました。
男子団体(16チーム)
1.中国 2.ベトナム 3.中国香港 4.中国マカオ 5.中華台北 6.マレーシア 7.ミャンマー 8.インドネシア 9.シンガポール 10.フィリピン 11.東マレーシア 12.フィリピンB 13.オーストラリア 14.タイ 15.ブルネイ 16.日本
日本チームは第5Rでブルネイに勝利、第6Rではタイ、第7Rではシンガポールをあと一歩で和というところまで追い詰めましたがポイントを上げるに至らず、前回に引き続き最下位に終わりました。
日本チーム個人別成績
所司和晴 1勝3敗3和 勝率.357
秋吉一功 1勝3敗1和 勝率.300
松野陽一郎 3敗2和 勝率.200
田中篤 3敗1和 勝率.125
日本チーム全体として、2勝12敗7和、勝率.262でした。
女子(9名)
1.唐丹(中国) 2.呉蘭香(ベトナム) 3.蘇盈盈(シンガポール) 4.張桂敏(マレーシア) 9.山家愛美(4敗1和)
ジュニア(11名)
1.李翰林(中国) 2.鄭彦隆(中国香港) 3.阮明日光(ベトナム) 4.陳靖麟(シンガポール) 9.佐藤僚介(1勝4敗1和)
全体の成績、対局記録は、アジアシャンチー連合会(AXF)ホームページをご覧ください。
http://www.asianxiangqi.org/
大会期間中に行われたAXF総会では、来年の第16回アジア個人選手権をシドニー(オーストラリア)で、2014年の第18回アジア選手権を中国・福建省石獅市で開催することを決定しました。
今回のアジア選手権速報をアップして以来、アクセス数が通常の4倍にも跳ね上がりました。日本チームにとって心強い声援となりました。日本代表として前回を上回るポイントを上げられなかったことは、応援してくださった皆さんに申し訳ない気持ちでいっぱいです。
アジア選手権団体戦は、その国(地区)総体としての力量が最も表れる大会です。次回に向かっての日本チームの戦いは、明日からと言わず、今日から始まるのです。いつの日か「男子団体6位、女子・ジュニア4位」入賞を果たして、シャンチーの歴史を変える日が来ることを夢見て。