シンガポールで開催されているシャンチーの第15回アジア団体選手権の成績が25日公布され、中国が男子団体、女子・ジュニア個人の3種目を制しました。
◆男子団体
1.中国 2.ベトナム 3.中華台北 4.中国香港 5.マレーシア 6.タイ 7.フィリピン 8.東マレーシア 9.シンガポール 10.インドネシア 11.ミャンマー 12.日本 13.中国マカオ 14.オーストラリア 15.ブルネイ 16.カンボジア
◆女子個人(7人)
1.唐丹(中国) 2.呉蘭香(ベトナム) 3.敏珠(東マレーシア)
◆男子ジュニア(9人)
1.鄭惟桐(中国) 2.頼理兄(ベトナム) 3.楊上民(中華台北)
日本は3勝4敗で勝率.429、順位率.750(12/16)、個人の勝率も.429(8勝11敗2和)と、いずれも過去最高の成績を収めました。特に最終の中国戦で(ここからは理論上の話です)勝っていたら6位に入賞するだけでなく、中国を優勝の座から引きずりおろすところでした。最終戦で優勝の行方さえ左右するところまで健闘したということができます。そして勝つか負けるかで6位にも12位にもなるスイス式の最終戦の怖さを思い知らされました。
個人別の成績を再掲します。
山崎秀夫 5勝1敗1和
楊威軍 1勝5敗1和
所司和晴 2勝3敗
山田宏秀 2敗
山崎選手はポイントゲッターとして活躍、「アジア特級大師」の第1次資格(出場率80%、勝率70%以上、次回もう一度同じ成績を取ると称号が獲得できる)を取得しました。
所司選手は残念ながら目標の「アジア大師」(出場率60%、勝率60%)の称号取得はなりませんでしたが、風邪をひきながらの出場でよくがんばりました。
出だし不調だった楊選手は途中で「相手の№1に自分を当てるようにしてください。野球に犠牲バントというのがあるでしょ、あれと同じです」と申し出て、みんなを泣かせました。
山田選手は「山崎さん、所司さんの勝率を上げるために強いチームと当たったら自分を使ってください」とサポート役に徹しました。
4人のチームワークで勝ち取った過去最高の成績は、代表選手の選考が正しいものであったことを見事に証明しました。「勝ち越して6位入賞」という目標は次回までの宿題となりましたが、それがただの夢想ではなく手の届くところまで来たことに感慨を覚えざるを得ません。「まず1勝」を目標に掲げて16年前に始まった日本のシャンチーは、また次の目標に向かって歩みを続けなければなりません。今は過去最高の成績を上げた日本代表4選手に拍手を送りたいと思います。
◆男子団体
1.中国 2.ベトナム 3.中華台北 4.中国香港 5.マレーシア 6.タイ 7.フィリピン 8.東マレーシア 9.シンガポール 10.インドネシア 11.ミャンマー 12.日本 13.中国マカオ 14.オーストラリア 15.ブルネイ 16.カンボジア
◆女子個人(7人)
1.唐丹(中国) 2.呉蘭香(ベトナム) 3.敏珠(東マレーシア)
◆男子ジュニア(9人)
1.鄭惟桐(中国) 2.頼理兄(ベトナム) 3.楊上民(中華台北)
日本は3勝4敗で勝率.429、順位率.750(12/16)、個人の勝率も.429(8勝11敗2和)と、いずれも過去最高の成績を収めました。特に最終の中国戦で(ここからは理論上の話です)勝っていたら6位に入賞するだけでなく、中国を優勝の座から引きずりおろすところでした。最終戦で優勝の行方さえ左右するところまで健闘したということができます。そして勝つか負けるかで6位にも12位にもなるスイス式の最終戦の怖さを思い知らされました。
個人別の成績を再掲します。
山崎秀夫 5勝1敗1和
楊威軍 1勝5敗1和
所司和晴 2勝3敗
山田宏秀 2敗
山崎選手はポイントゲッターとして活躍、「アジア特級大師」の第1次資格(出場率80%、勝率70%以上、次回もう一度同じ成績を取ると称号が獲得できる)を取得しました。
所司選手は残念ながら目標の「アジア大師」(出場率60%、勝率60%)の称号取得はなりませんでしたが、風邪をひきながらの出場でよくがんばりました。
出だし不調だった楊選手は途中で「相手の№1に自分を当てるようにしてください。野球に犠牲バントというのがあるでしょ、あれと同じです」と申し出て、みんなを泣かせました。
山田選手は「山崎さん、所司さんの勝率を上げるために強いチームと当たったら自分を使ってください」とサポート役に徹しました。
4人のチームワークで勝ち取った過去最高の成績は、代表選手の選考が正しいものであったことを見事に証明しました。「勝ち越して6位入賞」という目標は次回までの宿題となりましたが、それがただの夢想ではなく手の届くところまで来たことに感慨を覚えざるを得ません。「まず1勝」を目標に掲げて16年前に始まった日本のシャンチーは、また次の目標に向かって歩みを続けなければなりません。今は過去最高の成績を上げた日本代表4選手に拍手を送りたいと思います。