「ネコの手も借りたい多忙苦戦格闘日記」オーダー専門店k.nyangoケイドットニャンゴの裏側

名古屋に拠点を持ち持続可能な想いの中で創り続ける”いのうえきょうこ”の
デザイン・イメージの現場

重信房子の裁判 「実録・連合赤軍」

2007-12-21 02:05:06 | 繋がっている想い

 

昨日ラジオから流れた重信房子の裁判の記載は、新聞のどこにも載っていない。
さすが、経済新聞だ。

春から観たかった映画”ミルコのひかり”を公開の最後の日に観た。
11月のある日である。(この話はまたの機会に!)
その次の日「実録・連合赤軍」の有料試写会があったので翌日も観た。
(名古屋地区は12月22日から上映だと思う)

その前月、新聞に連載の青木昌彦のブント創設当初の記載を読んで
60年安保を何も知らないことに気付いた。
圧死した榊美智子さんの名前を知っているぐらいだ。

何故、60年安保が70年安保へ変遷していくのかを見たかったからなのだが
映画本編は、正に今のいじめの構造を突きつけているものだった。

特に、永田洋子の遠山への感情は、見たくないものを見せられてる感覚だった。
でも、まさに、いじめの構造なのだろう。

浅間山荘の凄惨な映像や後に明かされる総括や粛清などが
日本での学生運動を皆無にさせたのだろうし、
大規模なデモもないのは、それに対する嫌悪感ではないだろうか。

でも、目をつぶっていても、気持ちは前に進まない。

ある意味では、沸き起こった疑問は深まるばかりで
そんな想いを”「悪魔のささやき」加賀乙彦著”を読んでみたらと
送ってくれた友人がいた。

今、3分の2あたり・・・解明されていく脳の変化は感じられないが
益々、疑問が増えていくようだ。

カップラーメンと放水と大きな砲丸の映像が残るばかりの浅間山荘だが
何年か前「フライデー」か何かの写真週刊誌で
現在の浅間山荘が出てたが
映画のシーンの中に、「裁判になっても私を呼ばないでください」と云う
人質になった山荘の管理人の奥さんがおにぎりを握るシーンがある。

何度も途中で出たくなった衝動を抑えて、観続けた中
ひとつの明かりのように感じたシーンだ。

席を立つ時、前に座っていた男性がノートを取っていたのに気付いた。

・・・・フツフツと沸く疑問に答えが見つかるのは、まだ先だろう。
それに、頭で解かっても、腑に落ちるのにもタイムラグがある。

製作過程でも、「腑に落ちる」に近い感覚に落ち着くまでには、時間が必要だ。

最近の通勤時の読本遍歴↓ 

「不思議な国のアリス」「秘密の花園」もう一度「不思議な国のアリス」
「鏡の国のアリス」と同時に「悪魔のささやき」               

なかなか、笑える遍歴・・・・あと、オノ・ヨーコと司馬遥も途中なのが並んでる・・
もうちょっと、通勤時間があるといいのに! アハ?

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