昨日の扉の向こうに広がる客席の風景
ガルニエは、ナポレオン三世のお后から「これは何と云う様式?」
と聞かれ、「ナポレオン三世様式でございます」と答えたと云われている。
「コピーはしないよ!」とも、受け取れる。
やっぱり、柱と柱の間のロッジュに座って「椿姫」か「マダム・バタフライ」
なんかでも観たいと思っていた。
スカラ座じゃないんだよね・・・なぜか
どうしても、ドレスをイメージするには、姫の気分になりたい時がある
そんな時「椿姫」を聴く。
私には、印籠のようなものなのだ。
が、団十郎のパリ公演を聴くと、
「暫」をあげたら、似合うだろうな~なんて思ってしまう。
視覚的にあの四角の紋がすごく、スパッとしていてガルニエに似合う。
フランス革命のあった国だから、革新的な物が似合うのだろうか。
北駅で暴動のニュースが流れた。
そのことに限らず、世の中のことすべて悲しかったり、怒ったり
書き出したら止まらない程、絶望感も多い。
それに目をつぶって、「椿姫」を聴いて、妄想全開で
姫になるのかもしれない。
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