昨夜の”寝待ち月”を月の出を待って撮ろうと思っていたが
その時間に納品となり、頭上に近くなりにけり。
月の名前には、いかに月を待っていたかが解る名前が多い。
立って待ち、居待ち・・座って待ち、寝て待ち、更けても待つ。
(立待ち月・居待ち月・寝待ち月・更待ち月)
待ちの文化があると云われるが、さもありなん。
月を愛でる文化の現われだと思う。
気が付くと「今日は満月だ~」と、
月の満ち欠けの早いことに驚き、
満月の翌日に奇襲とする・・・と、テムジンに言葉が残る。
100を数える間にと、時計がなくても、
カレンダーがなくても、奇襲の息がそろう遊牧民の文化。
寝ても待ち、更けても待とうと云う、待ちの文化との違い・・・・・
二月の月を現す言葉に、「麗月」とあった。
寒いこの季節に冴え冴えと美しい月にふさわしい。
「雪消月」と云う名も、目に留まる。
春節前の中国での豪雪を考えれば、
いつ、その雪雲がやってきてもおかしくないが
その雪害を思うと、
月を愛でる気持ちと、雪を消して欲しい気持ちがこもってる
「雪消月」に、願いを感じる。
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