川沿いの桜並木を歩く。
花の季節で駅までのルートを決めるが
紫陽花が終わったので川沿いの道に戻した。
雨の後、水量が増えた朝は、時々、大きな鯉が居る。
初めて見た時は、ここは、津和野?って思ったぐらいだ。
体長50c近い、大きな鯉で、他に黒い奴を3匹も従えている。
亀がジャンプするところを目撃したり、
カルガモも赤ちゃんを連れていたり
昨夜は、大きな白サギが居て驚いた。
白サギも鯉も広島に居た時のことを思い出す。
3年程、居たことがある。
広島に着いた翌日に平和公園に行った。
たまたま、早朝に、歩いた。人がいなくて、なかなか、いい。
丹下健三のデザインしたモニュメントに、平和の火にゆらめいて
原爆ドームがしっかり収まる。
自分の靴音が響いて、印象的な散歩になった。
ところが、住み始めて、ひどく、驚いたことがあった。
週に一日、NHKで、”原爆に被災した目撃者を探している”という、
短い番組があった。
今日のニュースの水俣病に認定と同じだ。
今でも、被爆手帳をもらえない人がいるはずだ。
「しょうがない」なんて、口が裂けても言うな!
たしかに、4分割されずにすんだかもしれない。
でも、それとこれは、話が違う。
年齢も出身地も人格を補えないのだろうな。
個人的には、小池ユリ子は、好きなので、結果オーライなのだが・・・
川の鯉を見ながら、「広島の鯉城」に想いを馳せた朝から
様々にリンクした一日だった!
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