こんばんは。K利です。
昨日、今日と大阪の南船場のほうへ書道家/青柳美扇さんの個展【金の海】を見に行ってきました。
私が勤めている会社の社長が作品の制作チームに参加しており、なんやかんやあって此度の個展を見に行くことになりました。
なんやかんやって何かって?
物凄く端的に言うと社長と美扇さんに直接「個展、絶対行きます!」と宣言したからですね。
元々は休みの関係上昨日だけしか行けないはずだったのだけど急遽シフト調整が入ったため今日も行ってきました。おかげさまで最終日のライブパフォーマンスを見ることができました。マジ奇跡。ありがとう!休み交換をお願いしてきた〇〇さん!
生まれて初めてライブパフォーマンス・ライブドローイングなるものを生で見たのですが迫力、躍動感、緊張感が半端ないですね。
動画はNGでしたが写真撮影はOKだったので撮る気満々だったのですがパフォーマンスが始まってすぐに『カメラ越しに見ずに肉眼でしっかり見て記憶に焼き付けないと勿体無い』と思ったので書き始めの瞬間しか撮ってません。
後悔は全くしていません。
この判断は間違っていませんでしたので。
筆運びとか視線の動きとかそれはもう凄かったです。
違うかもしれませんが私の目には線の強弱やうねり、余白のバランスなどを瞬間瞬間に考え、感じ取りながら書いているように見えました。
それがもう格好良すぎて見惚れてしまいました。
他の作品については撮りまくった画像と一緒にどうぞ。
ちなみに10月24日放送の情熱大陸はこの青柳美扇さんです。興味ある方も無い方も是非ご視聴ください。



『猿』『さる』の文字がテナガザルのようにぶら下がり連なる他の作品とは異なる雰囲気の賑やかな作品。
平仮名の『さる』が流れるように滑らかでメッチャ好き。欲しい。





金色に輝く美の鳳凰。
顔と足以外はすべて『美』という漢字でできています。
圧巻。
屋内の窓辺でこの佇まいなので青空の下、太陽光の元で見たらさぞかし綺麗なのでしょうね。

こんな感じの場所にもハマりそう。


胴体や尾羽だけでなく立髪もよく見ると『美』

(モデル:青柳美扇)
綺麗。何がとは言わないが綺麗。

『美』の蝶。
壁に落ちる影までも美しい。

輪郭の大きさの違いだけでなく奥行きも3層になっているので出る存在感。

ちなみに鳳凰とこの蝶、そして下の風神雷神の装飾の『美』は真鍮製。






真っ白の風神雷神にプロジェクションマッピングで模様や絵を投影して動きのある作品に。
雷神の太鼓の成形には家にあった鍋を利用したのだそう。面白いですね。
何気に壁に投影された雷神の太鼓の影が美しい。














屏風作品は筆の軌跡や筆の毛がそのまま残っていて見入ってしまいました。
この感動は写真等ではなく実物を見ないと感じられないのではと思います。




ライブパフォーマンスで書かれた『楽』

ポストカードセットと美扇筆(大)を購入させてもらいました。
コレで私も楽しく書けるはず……

立体作品の素材。

立体作品の素材。
真鍮の美。
また機会があれば行きたいですね。
〜オマケ〜
【私の希望の構図で写真を撮ってくださっている弊社の社長の図】
