<ガウディ>に見たヘキサゴン

昨日は朝から具合が悪かった母ですがやっと夕方行けてお世話や話をしている
うちに少しは気分が軽くなったとのことで今朝はどうだろうかと電話したら
ずいぶん気分が良くなったという事で今日の訪問は弟にまかせて自由な1日を
もらう事にしました。

3時から約束していた教え子の女声合唱を聴きに行くついでに予定より1時間半くらい
早く家を出て今日が初日の『建築家ガウディと漫画家井上雄彦奇跡のコラボ展』を
観る事にしました。

どちらも同じ県立美術館での催しだったからです。



井上氏？・・・全然ピンとこない方でしたが代表作「スラムダンク」とあったので
それは少し知ってるって程度です。

内容は上のリンクから飛んでいただければ少しは分かりやすいのではないでしょうか。

ガウディといえばまだ完成してないアレ！が一番有名でしょうか。
その他にも有名な建物がいっぱいありますよね。
展示はそれらの設計図とそばに立体模型があったりして、面白かったです。

そんな外見だけではなく細かいところの模様とかにまでこだわりを捨てないガウディ。
お得意のモザイク手法とか観ていたら前作品のヘキサゴンのごちゃごちゃ色もなんだか
意識しないモザイク？・・・なんて思えてきたところに６角形とモザイクが融合する
場面に出合う瞬間が来ました。

なんとフロアに思いがけなく映像が映し出され始めました。
いわゆる〇〇マッピングなる物なのですが、いろんな6角形が映し出されて、形を
変えながら動いていきます。
その中にももちろん色とりどりのモザイクが描かれていてこれがまた素敵な色合い！

実際に6角形の大きなタイルの中にいろいろな物が描かれているものも展示してあり
ました。

見はまっているうちに今まで思いつかなかったようなアイデアとかが浮かんで来て
、来年は大きなキルトを作ってみたいな・・・そんな大きな夢を見てしまいました。
きっと明日には忘れるだろう私の脳ですが（笑）


これまで大まかに色や形ですごい！と思っていたガウディの多くの建築作品。
これがヘキサゴンとの関係が大有りだったという発見をした次第です。



漫画家の井上氏との時空を越えた奇跡のコラボレーション・・・実際に足を運んでみられ
たらいかがでしょう。


さて鑑賞終わって展示会場をでたらすぐに日常に戻った感じ。
余韻を感じる間もなくロビーに下りたらなんと満席！
まだ少し時間はあると気楽に考えていたらそれは大間違いでした。いつの間にかしつら
えてある椅子席がほとんど埋まっていました。
それでも一人分・・・まあどうにかもぐりこめました。
上の美術館写真に見えるツリーの近くがその場所です。


若い女性合唱グループ：Fortuna（フォルトゥーナ）クリスマスメドレーまで入れて約40分の
コンサートも大盛況。
アカペラでもよく響く吹き抜けのロビーいっぱいに広がる透き通った声が素敵でした。


来る時は少し寒さが緩んでいたのでしたが数時間後の帰り道には風が吹き出していて・・・。
さすがに冬の運河の側を歩くのは・・・寒い！
　　　　　　　　　

その先の道路沿いにあるあのボンボン（鈴かけの木）は今年も見事に。綺麗に並んだ花壇の
花達もやっぱり寒そうでした。