最近、久々の1$125円台に行ったりして。
円安ですね。
巷では、悪い円安とか言ってます。
輸入に頼っている日本は、燃料や食料など、高くても買わなきゃいけない。
燃料、石油やLNG…ほぼ輸入
小麦や大豆…ほぼ輸入
電気・ガス・石油製品・食料全般
これらが、物価上昇となって生活が苦しくなる。
物価上昇して企業が儲かり、賃金上がるならオッケーです。
今は物価上昇して、価格に転嫁出来る企業は何とかなる。例えばカルビーとかオイリオとかですね。今朝のモーニングサテライトでも、食品株は価格転嫁出来るかなんてやってました。
儲からない会社の従業員は賃金上がらない。賃金関係なしに歳出は増えてるから税金上がる。
国民の購買力が落ちるから値上げしにくい企業がある。結果、企業も国民も貧乏。
今の円安は、こんなスパイラルです。
だから悪い円安です。
円安だから輸出企業の株価が上がるだろう。だから輸出企業の株を買おうって話じゃないんです。
日本が貧乏になっていけば、そもそも株を買おう何て話にならなくなってしまうんですね。
私も、それどころじゃなくなりますし。
別に円高になれって言ってるんじゃなくて。
国力の低下が通貨安を招いて、どんどん貧乏な国になって、貧乏スパイラルになるんです。
円安とか間接的な関係ですが、最近では、電力足りないから工場を稼働時間少なくするなんて馬鹿な事になってます。
円安も相成って、今の電力の状態ってこんな感じです。
LNGや原油が高い→原価が上がるから電力会社キツい→石炭や原発は止めろって言われてる→昔みたいに総括原価方式に出来ない→燃料調整費で値上げしても赤字になる(タイムラグがありから)→だから採算合わない発電所止める→電力足りない!→みんな節電して!
もう、こうなると製造業まで弱くなります。
今は、稼げなくて賃金が安い国。
だから通貨も安い。
結果、貧乏。
この円安は有り難くない。
と、酒が入るとこんな話をする私は、面倒くさいらしいです。