もう20年以上前ですけど、ある人の車に無造作にあった定時株主総会招集ご通知。
彼にとっては無造作に置いてただけでしょうが、若い私には忘れられない出来事です。
不動産を持っていて、平日からゴルフに行く自由な人は、やっぱり株を持ってるんだ!凄い!って思いました。
うちは親が投資嫌いだったんで、羨ましかったんです。
やりたいと思っても出来ないから、憧れだけもってました。
何か言ってもキレるだけの人だったんで、株を始める事が出来たのは、結婚後ですね。
そこで、ようやく家計を自由にする事が出来ました。
私が合ったお金持ちの人達って、地主が多いです。
今でこそFIREなんて言葉がありますが、地主は当たり前にFIREしてます。
戦後、小作人が土地を分け与えられて地主になったんだって、遠い親戚の爺さんが言ってました。
ウチは、その爺さんに賃料を払っている立場でした。
いつか爺さんが死んだら、借りてる土地を買わなきゃならないかも知れないからお金を貯めなきゃと親は言ってました。
結局、生まれた時に地主だったら良かったんだなって思いましたよ。
地主はいいなって。
そこで思ったんです。
この土地、仮に2000万円だとして、買ったり借金して払う立場は損だ。
2000万だとして、利息を貰う立場にならなきゃ駄目だって。
ウチの土地問題は、親が倹約家なんで解決して幸せな老後を送ってます。
私は現役世代なんで、お金を貰う側に立場をかえるのが目標です。
生まれながらの土地持ちではない、借家暮らしです。
定時株主総会招集ご通知が色々届くこの時期、昔の事を思い出しました。
株は金持ちがやるってマスコミは言いますけど、金持ちになりたい人がやるものです。