今日は

阪神大震災１０年目の日。
ここは神戸。全国がどのくらい震災に関して報道してるかわからないが
関西では、１０年とゆう節目の年なのでやはり、特番が多かった。
朝から、いつになく空をヘリコプターが飛び交ってたのは、おそらく生中継などのテレビなんだろうな。

私は、震災当時はまだ独身で、大阪の箕面とゆうとこにすんでた。
もちろん震災を経験したが、被災はしてない。
でも、怖かったし、その後の交通の麻痺などを経験して、今でも鮮明に覚えてる。
でも、私の震災経験はかわいいものだといつも思う。
それは、テレビを見てもわからない。
それは、旦那の話しから、いつも思う。
旦那は被災経験者。
旦那はいつも「被災した人の気持ちは被災しなわからん」といつも言う。
確かにそうだ。100％旦那の気持ちがわかったかと言えば
絶対わかってない。
今日、旦那が怒りながら帰ってきた。
どうやら、ラジオで喋ってた評論家の話しにむかついたらしい。
評論家は過疎化してる長田区に元々長田に住んでた人がなぜ帰らないかって話しをしてたらしい。
震災で家族を亡くした人たちに戻れといってたらしい。
誰が、苦い経験のあるとこに戻るねん！
評論家は「苦い思い出を乗り越えて、地元で語り継げ」と熱弁してたらしい。
旦那はラジオを壊したいくらいむかついたと語ってくれた。
実は、旦那は私にも今まで喋らなかった苦い経験が震災であったらしく。
今日はじめてその事を語ってくれた。
身内でなく、友達の祖父の死を目の前で経験した話。
人間、嫌なことは脳から消去しようしようと働くから
極力この話しはしたくなかったらしい。
その他の、震災のいろんな処理の話。
彼は、ほんとに仕事でも震災に関わってきた。
だから、新潟地震スマトラ地震などは、私と話すと感情的になりやすい。
震災は、被災はひとの心もかえてしまう。

今日は、子供にも震災のテレビをみせた。
子供にはまだわからないかなぁ・・・
でも、毎年、子供に１０年前のことは話して行こうと思った。