私のいる5階病棟に騒がしい患者が入ってきた。ひっきりなしにナースコールで呼びつける。お茶が欲しい、水が飲みたい?アセロラドリンク買ってきて。そんな彼は食欲もおおせいで病院食をキレイに平らげる。しかし最近はめっきり静かになり、食事も半分残すくらい。しんぱいになって時折立ち寄って世間話でもするが、めっぽうよわきになっている。聞くと住んでいたアパートが取り壊しになったとか。身寄りのない彼にして見れば由来出来事なのかもしれない。クリスジョウ
ってどうよ?私が取締役だったら前面改革だわ。ドイツ、フランス、イタリア、スペインからシェフを読んできて賑やかな食卓にするな。今のあれじゃあ、治る病も治らないよ。ぁん腎なとこで手抜きだね。今は。クリスジョウ
ふれあいホスピタルでは、週1回お風呂の日がそれぞれの患者様へまわってくる。今日は久しく体の芯まで冷える一日。そんな日にお風呂につかれるのは本当に極楽じゃ。身も心も温まった体を包むために今日はベッドメイキングに徹した。本の少しばかりの愛情を込めてね。クリスジョウ
ふれあいホスピタルでは?だまざまな疾患で入院されている患者様ばかりである。中でも一番気がかりなのはご自分の自由意志で身体の動きを制御できない患者様。ベッドのうえで常に暴れている。そんな患者様のみの安全を確保すため、病院はやむなく拘束する。人が人を梗塞するのはいかがなものか。時代は21世紀にもなるのに人を人として対応できないには病院の怠慢ではないか。クリスジョウ
ふれあいホスピタルでは患者様全員入浴介助だがひとりだけご自身でお風呂に入る人がいる。他の患者様とは違ってご自身で身体を洗えるから。一人はいいね。せかされることなくマイペースでお風呂を楽しめる。ただ、患者様なのでケガをしないように見守りだけは欠かせません。また、万が一入浴中に気分側るるなるといけないので一様最初から最後まで付き添いをする。お手伝いは背中を流すことと脚を洗って差し上げることだけ他の入浴介助と違い、ひとりぼっちだからゆったりとはいれることがメリット。わがままもいえるしね。機能初めて付きそうではいったけど、ほんとにゆったりできて心地よさそうだった。クリスジョウ