「年間24億円の売り上げに」と5億円詐取か 沖縄の新基地埋め立て投資話 埼玉の企業、海運会社や仲介男性を告訴 リゾート出資5億6000万円も
埼玉県の運送会社が沖縄県内にあった「尚圓海運」という海運会社(現在は滋賀県に移転)や仲介役の50代男性などを詐欺容疑で刑事告訴したという記事。
名護市辺野古の基地建設とリゾート開発がらみの詐欺だったようです。
「告訴状によると、運送会社は2020~21年に、辺野古埋め立て事業参入に向けた船舶購入費として尚圓海運に計5億円、21年にはリゾート開発を巡り恩納村の「琉洋リゾート開発」に計5億6千万円をそれぞれ送金した。いずれも仲介役が主導したとし、処罰を求めている。
運送会社側によると、仲介役は船舶購入を巡って「年間24億~28億円の売り上げになる」とし、尚圓海運と折半することや、購入費以外の経費は尚圓海運側が負担することを持ちかけた。しかし、船は老朽化が激しく稼働できる状態ではなかったという。これ以外に砂の採取に必要な漁業権取得名目などで、計1億円を送金させられたという。
リゾート計画への出資では、県外大手ハウスメーカーが購入予定の土地があり、すぐに返済するなどと融資を求められ5億6千万円を入金したが、土地は売却されず返済もなかった。大手ハウスメーカー側が土地購入を申し込んだ事実もなかったという。」
5億円でぼろい船を買わされただけというふうにみると、詐欺になるのかどうか...。しかし、民事裁判にも出廷せず、連絡もつかない状態とのことなので、やはり実質的に詐欺なのでしょう。