IPOの監査業務で、4大監査法人のシェアが低下しているという記事。
「2019年の四大法人のシェアは前年比9ポイント減の78%と過去10年で最低になった。東芝などの会計不祥事を受けて監査の厳格化を求められ、高いリスクを負いながら実入りの小さいIPO監査を敬遠するムードが広がっている。監査法人の人手不足も影を落とす。」
・大手は、2010年は91%を占めていて、大手3法人(あらた除く)でシェア争いをしていた。
・受注抑制の背景には、監査厳格化が求められていることがある。
・準大手・中小監査法人がシェアを伸ばしている。太陽はあらたを上回った。
・監査報酬は上昇傾向。18年のIPO申請時の監査報酬(中央値)は1780万円(27%増)。
・提携先の国際会計事務所からIPO監査の採算引き上げが要求されている。
・「リスクの高い新興企業の監査こそ大手が請け負うべき」(八田教授コメント)
・金融庁も専門会議を設けて対策に乗り出した。(「株式新規上場(IPO)に係る監査事務所の選任等に関する連絡協議会」のことでしょう。)
・IPO数が適正かどうかも議論が必要
といった内容です。
すぐに効果の出る策はないでしょう。準大手監査法人に、地道に体制整備をしてもらうしかないのでは。長期的には、報酬が上がれば、供給も増えるという市場原理で解決されるでしょう。
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