東証マザーズ上場のアドベンチャーのプレスリリース。
連結子会社で従業員による不正行為が発覚、その子会社による社内調査の報告書を入手したが、さらに調査委員会を設置して調べるとのことです。
「株式会社ギャラリーレアの従業員が、会社の銀行口座から当該従業員名義へ振込しているとともに、その事実を隠蔽するため、架空の現預金の調整等の不正行為を行っていたことが判明しました。なお、子会社側の内部調査および当該従業員の供述により、このような不正行為は 2016 年 10 月から複数回に渡って行われており、現時点での総額は約 2 億 5千 2 百万円で、その内、当社が株式会社ギャラリーレアの株式取得(2018 年 11 月 30 日)後に発生している金額は約 1 億 1 千 8 百万円と認識しております。」
株式取得が2018 年 11 月 30 日とのことなので、比較的最近買収した子会社ということでしょうか。決算を訂正するとしたら、子会社化した時点以降の決算が対象になります。買収時の会計処理(のれんの計上など)にも影響します。
直近の四半期報告書をみると、監査人は太陽(前任はアヴァンティア)です。
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