1億6千万円「使途不明」、熊本県理容生活衛生同業組合 2011~19年、特別委が報告書
熊本県理容生活衛生同業組合で、2011~19年に計1億6854万円の使途不明金があることが発覚したという記事。
組合の専門調査委員会は、当時の事務局長による不正経理があったと指摘しているそうです。
「熊本日日新聞が入手した特別委の報告書によると、使途不明金の内訳は、支払調書が作成されていない預金の払い戻しなどが約1億4千万円、組合員が納める組合費を現金で受領して帳簿に入金記載がないものが約1千万円など。退職共済や、理容師養成を目的に組合が運営する熊本高等理容学校でも使途不明金が見つかったとしている。
18年10月、組合が事務局を務めて県内で開催した「全国理容競技大会」の設営費支払いが滞り、問題が発覚。男性は19年12月に懲戒解雇された。組合は昨年8月の理事会で公認会計士と弁護士、税理士に委嘱して特別委を設置。特別委は同12月14日付で報告書をまとめた。」
イベントのための臨時的支出がきっかけで、やりくりがつかなくなり、不正が発覚したということでしょうか。
この元事務局長は、訴えられるようなことは絶対にしていないと主張しているそうです。