トランスクリプト
ビッグデータを盲信するのは危険だ、マイノリティの排除など社会問題を引き起こすと指摘するスピーチの動画(日本語字幕付き英語)とトランスクリプト(日本語)。
「アルゴリズムは、誰がローンを組めるか、誰が就職面接を受けられるか、誰が保険を掛けられるかなど、様々なことを決めています。ただアルゴリズムは自動的に公平性を生む訳ではありません。数学者でデータサイエンティストのキャシー・オニールは、秘密で、重要性が高く、悪影響を及ぼすアルゴリズムに「大量破壊数学」と名付けました。アルゴリズムの裏側にある隠れた意図を、もっと知ろうではありませんか。」
会計監査でもビッグデータの活用ということが宣伝されています。社会問題を引き起こすことはないにしても、アルゴリズムを理解せずに、ただ分析結果を盲信することのないようにしたいものです。

教員評価に使われていた分析がでたらめであることを説明している場面。同じ教師の2つの評価をグラフにプロットすると(ひとつの点が1人の教師)、まったく相関していなかったそうです。