当期の業績見通しを上方修正する上場会社が増えているという記事。
「企業の業績見通しの上方修正が相次いでいる。新型コロナウイルス禍の影響からいち早く脱しつつある中国経済の回復がけん引し、現地向けに電子部品の供給が増えている村田製作所やTDKが30日、2021年3月期の業績見通しを引き上げた。」
村田製作所、TDK、ファナック、ソニー、SMC、コマツ、オムロン、住友重機械工業などが、業績見通しを引き上げた企業として、記事本文や表の中で挙がっています。
ただ、記事を読むと、前期比で純利益が増益予想となっているのは、村田製作所とTDKだけで、その他の会社は、減益予想となっています(ソニーは記事からは読み取れない)。
低調ファナックが待ち望んだ「中国復活」の兆し(東洋経済)
「工作機械の頭脳部分であるNC(数値制御)装置で世界最大手のファナックは10月29日、中間決算を発表。2020年3月期第2四半期までの連結業績は売上高2304億円(前年同期比11.7%減)、営業利益323憶円(同34.1%減)だった。
中間決算の結果よりも注目すべきは、通期業績予想の修正だ。売上高は5025億円(前年同期比1.1%減)、営業利益は854億円(同3.3%減)となる見通し。7月28日に公表した従前の予想数値と比較すると、売上高で18.7%増、営業利益に至っては121.8%増と大幅な上方修正となった。」
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