新銀行東京に約5000万円を不正に融資させたとして、元契約社員らが逮捕されたという記事。この元契約社員は在籍した約1年間で約100社23億円の融資を担当し、うち十数社分が焦げ付いているそうです。
「調べでは、青木容疑者は営業担当だった06年9月、ア社の運転資金を得るために6人と共謀。リ社の改ざんした決算報告書や借入申込書などを池袋出張所に提出し、約5000万円を融資させて詐取した疑い。(中略)
詐欺の仕組みは大丸容疑者が考案。青木容疑者と面識のあった渡部容疑者らに仲介を依頼し、青木容疑者が書類改ざんの指南や虚偽の現地調査報告書をまとめるなどした。詐取した約5000万円のうち、ア社側に約4000万円が流れ、青木容疑者も手数料として100万円を受け取った。」(ア社:ソフトウエア会社「アシストプラン」、リ社:給排水設備会社「リフレックス」)
大丸容疑者というのは、元住吉会系暴力団組員でア社の会長です。反社に銀行員が取り込まれてしまったのでしょうか。
また、融資のノルマが厳しかったことも背景にあるようです。
警視庁への告訴状の提出について(PDFファイル)
旧経営陣の責任だから関係ないといわんばかりのプレスリリースです。こういう銀行だからこそ不正が起きたのでしょう。
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