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会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

枝野長官会見(1)原発廃炉「将来復旧は著しく困難」(13日午後3時半)(産経より)

枝野長官会見(1)原発廃炉「将来復旧は著しく困難」(13日午後3時半)

枝野幸男官房長官が13日午後3時半ごろ行った記者会見の記事。

「--1号機と3号機、海水を入れているが将来的に廃炉ということも検討するか

 「海水を入れた場合には将来の復旧が著しく困難ということは承知している」

--将来使えなくなる可能性があるということでよいか

 「これは、今、専門家からご報告受けているのは、著しく困難であるという報告を受けている。そのことを前提にしながら、しかし安全性に万全を期すということでこういう対応をしている」」

将来復旧できないというのが専門家による見通しであるなら、会計上もそのように処理しなければならないでしょう。たいへんな決算になります。監査人もきちんと見る必要があります。

監査人でも株主でもないので、安全に止めてくれれば、会計処理などどうでもよいのですが・・・。

(補足)

ネットで見ていたらこういうのがありました。2007年の話です。

福島原発10基の耐震安全性の総点検等を求める申し入れ

「福島原発はチリ級津波が発生した際には機器冷却海水の取水が出来なくなることが、すでに明らかになっている。これは原子炉が停止されても炉心に蓄積された核分裂生成物質による崩壊熱を除去する必要があり、この機器冷却系が働かなければ、最悪の場合、冷却材喪失による苛酷事故に至る危険がある。そのため私たちは、その対策を講じるように求めてきたが、東電はこれを拒否してきた。
 柏崎刈羽原発での深刻な事態から真摯に教訓を引き出し、津波による引き潮時の冷却水取水問題に抜本的対策をとるよう強く求める。」

事故原発は“欠陥品”? 設計担当ら35年ぶり仰天告白(夕刊フジ)

福島第一原発「廃炉」を検討 東電常務が福島で謝罪会見(産経)
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