金融庁の証券取引等監視委員会が、東証マザーズ上場のインスペックに対して、金融商品取引法違反(偽計)で課徴金納付命令を出すよう勧告したという記事。
「2012年6月、同社株は月間平均時価総額および月末時価総額が3億円未満になり、当時の上場規則により、13年3月までに時価総額が3億円を回復しなければ上場廃止に追い込まれる事態になった。
監視委によると、インスペックの役員は同社株を上昇させて上場廃止を免れることを企て、社員に指示して同社株合計31株を購入させ、株価をつり上げた。」
インスペック株式に係る偽計に対する課徴金納付命令の勧告について(金融庁)
証券取引等監視委員会による課徴金納付命令の勧告について(インスペック)(PDFファイル)
特別損失の計上に関するお知らせ(インスペック)(PDFファイル)
課徴金引当金繰入額 1,224 万円を特別損失として計上しているそうです。
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