会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

ユニバーサルソリューションシステムズ株式会社への課徴金納付命令勧告(金融庁)

ユニバーサルソリューションシステムズ株式会社に係る有価証券報告書等の虚偽記載に係る課徴金納付命令勧告について

金融庁の証券取引等監視委員会は、ユニバーサルソリューションシステムズ株式会社に係る有価証券報告書等の虚偽記載について検査した結果、法令違反の事実が認められたとして、2010年10月8日付で、課徴金納付命令発出の勧告を行いました。

課徴金の額は、2,415万円です。「重要な事項につき虚偽の記載がある平成20年3月期有価証券報告書を組込情報とする有価証券届出書を提出し、同有価証券届出書に基づく募集により、平成21年4月2日、85,490株の株式を370,000,720円で取得させた」ということで、比較的大きな金額となっています。

虚偽記載の内容については、平成18年3月期有価証券報告書で売上の前倒し計上(これにより純利益▲4百万円→117百万円)、平成20年3月期有価証券報告書で非上場株式評価損の過少計上(これにより当期純損益が▲742百万円→▲622百万円)があったと指摘しています。

証券取引等監視委員会による課徴金納付命令の勧告について(PDFファイル)

決算修正の詳しい内容については、こちらの報告書をご覧ください。↓
株式会社大阪証券取引所への「改善報告書」提出のお知らせ(PDFファイル)

売上前倒しについては、システム開発関連取引を検収書等の入手をもって売上計上していたのが、実は、元社長が「平成18 年3月期において黒字決算を実現するために、顧客に対して売上の前倒し計上を依頼」していたのだそうです。
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