会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

「財務諸表監査おける気候関連リスクの検討」 の翻訳の公表(日本公認会計士協会)

監査実務に関するスタッフ文書「財務諸表監査おける気候関連リスクの検討」 の翻訳の公表について

国際監査・保証基準審議会(IAASB)の監査実務に関するスタッフ文書「財務諸表監査おける気候関連リスクの検討」(原題:Staff Audit Practice Alert: The Consideration of Climate-Related Risks in an Audit of Financial Statement)(2020年公表)の翻訳が、公表されました。

「本文書は、International Standards on Auditing™(ISA™:国際監査基準)に従った財務諸表監査の実施に当たり、気候関連リスクの検討における重点領域を明らかにすることを目的として、国際監査・保証基準審議会(IAASB)のスタッフにより作成されたものである。」

(ISAに準拠した財務諸表監査のためのものであり、財務諸表監査とは別の保証業務のためのものではありません。)

全16ページの文書です。

気候関連リスクとは...

「企業の実情及び状況によっては、気候関連の事象又は状況が、企業の財務諸表における特定の金額や開示の虚偽表示を助長する可能性もある。本監査実務に関するスタッフ文書では、参照しやすいように「気候関連リスク」という用語を使用する。」

すでに、国際会計基準審議会(IASB)から「IFRS 基準と気候関連の開示」(IFRSが気候リスクなどの新たなリスクにどのように対処しているかを概説したもの)という文書が公表されたり、オーストラリアの会計基準審議会と監査・保証基準審議会から気候関連リスクの開示の重要性に関する文書が公表されたりしているそうです。

スタッフ文書の具体的な内容としては、「気候関連リスクともっとも関連性の強い ISA 基準はどれか」ということで、「リスク評価と評価されたリスクへの対応」、「監査証拠」、「ガバナンスに責任を有する者及び監査報告責任者とのコミュニケーション」に分けて、ISAの関連規定を説明している部分がメインのようです。
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