会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

金融庁金融審議会「ディスクロージャーワーキング・グループ」の議論の動向(新日本監査法人より)

金融庁金融審議会「ディスクロージャーワーキング・グループ」の議論の動向

金融審議会「ディスクロージャーワーキング・グループ」(DWG)の議論の動向について解説した記事。2020年まで金融庁の企業開示課に在籍していた人が書いています。

主に、

・サステナビリティ情報の開示の動向
・有価証券報告書におけるサステナビリティ情報の開示
・ISSBの動向

といった構成になっています。

結論的には...

「過去、DWGで議論された内容については、その後報告書が取りまとめられ、その報告書に基づいて開示府令の改正等が行われています。

21年10月末時点では、まだDWGの議論の途中であり、またISSBの設立など海外の動向も注視する必要があることから、サステナビリティ情報を有価証券報告書で開示を求めるといった結論が出たわけではありません。しかし、海外の動向を踏まえると、日本においてもサステナビリティ情報に関する開示を促進することは重要と考えられます。このため、DWGの今後の議論について注意が必要です。」(「おわりに」)

今年の重要会計トピックのひとつでしょう。

なお、四半期開示見直しも金融審議会の担当のはずですが、この解説では取り上げられていません。実際に議論もあまりなされていないのでしょう。

公認会計士制度の方は、報告書が出て、方向性が決まりました。)
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