IFRS早期適用第2号のHOYAの2011年3月期連結決算を取り上げた記事。
日本基準ベースの数値との比較資料も公表されているそうです。
記事によれば、
・のれん非償却
・負ののれんの一括利益計上
・固定資産の減価償却の変更(定率法から定額法に変更、耐用年数見直し)
・未実現利益の消去に伴う税効果の調整
・繰延税金資産の回収可能性
・未払有給休暇
・収益認識(出荷基準から変更)(売上高で9億円弱であり大きな差異ではない。)
などの点で、差異が生じているそうです。
記事の中では同社CFOのIFRSの包括利益に対する批判的なコメント(特に在外営業活動体の換算損益について)が紹介されています。中身を読むと「IFRSの」というより「包括利益」への批判のようです。
(感想)
子会社の所在国のインフレ率や金利が日本より高ければ、高い利益率を得られる可能性がありますが、一方で、為替レートは長期的には円に対して安くなる(円は高くなる)はずです(必ずしも理屈どおりにはなりませんが)。
高い利益は計算書に表示し、円高による目減りは表示しないのでは、海外投資の成否を判断することができません。やはり、為替換算調整勘定の動きは経営成績の一部であり、包括利益に含めるのがよいと思います。
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