破たん寸前といわれる米自動車最大手ゼネラル・モーターズ(GM)が得意先となっている日本企業が102社あるという記事。
「帝国データバンクの調査によると、GMの得意先になっている国内企業は計102社。GM車の製造や組み立てに関連して部品などを納入している企業が50社、工場・生産設備などに関連した取引がある企業が18社などとなっている。」
「GMが破綻すれば、その影響は売掛債権の焦げ付きだけにとどまらない。
GMの自動車販売の大幅減少で、デンソーの2009年3月期のGM向け売上高は前の期に比べて600億円以上も減少し、1009億円にとどまった。アイシン精機の山内康仁社長も「GMの生産が停止すれば、在庫は不良資産になる」と話している。
また、GMの破綻が部品メーカーの連鎖倒産につながれば、そうしたメーカーから部品の納入を受けている日本の自動車メーカーの操業にも影響を与えるおそれがある。」
GMが倒れるより先に、日本の自動車部品メーカーの米国子会社が倒産してしまったケースが出てきました。
自動車部品の旭テック、米子会社が破産法 負債900億円
米国子会社メタルダイン社のチャプター11 申請並びにこれに伴う子会社の異動及び特別損失の計上について(PDFファイル)
修正後発事象の発生という理由からだと思いますが、2009年3月期の決算数値を変更するようです。理屈どおりの会計処理です。
米自動車部品大手のビステオン、破産法申請
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