会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

ウルフパックの標的?Q&A投稿サイトの経営騒動 OKウェイヴ経営陣と敵対、謎多い7人の個人株主(東洋経済より)

ウルフパックの標的?Q&A投稿サイトの経営騒動 OKウェイヴ経営陣と敵対、謎多い7人の個人株主

オウケイウェイヴ(名証ネクスト)が大株主である公益財団法人(+謎の個人株主7人)との間でもめているという記事。

(同社が巨額詐欺被害に遭ったことについては→当サイトの関連記事。別の疑惑に関する調査報告書については→当サイトの関連記事)。

「この株主とのいざこざ、通常なら注目するほどではない。名古屋証券取引所に上場しているとはいえOKウェイヴは、売り上げが1億円超、従業員30人前後の規模にすぎない。しかも上場維持の瀬戸際にある「特設注意市場銘柄」だ。

ところが「ウルフパック(オオカミの群れ)戦術」を仕掛けられていると杉浦氏ら経営陣が示唆したことで、話が変わってきた。」

9月28日開催の定時株主総会のための委任状による議決権行使の要請の中で、そのような趣旨の文言があるそうです。

登場するのは、「こどもの未来創造基金」という公益財団法人とその理事長、個人株主7人です。

「「本株主」とは大株主の公益財団法人「こどもの未来創造基金」を指す。同基金の理事長である佐藤悠大氏(38)は、大学在学中に起業した会社の売却資金を基に、今では事業投資を手広く行う。...

だが今年になり、運転資金に窮したOKウェイヴからの貸し付け依頼に対し、佐藤氏の示した条件をめぐって、杉浦氏との関係に亀裂が生じた。佐藤氏が取締役の過半の選任権を求めたことが原因だった。

杉浦氏ら経営陣が「法違反の強い疑いあり」としたのは、7人の個人株主がOKウェイヴ株を買い進め、7月に7人合計で約9%を保有したことに対してだ。焦点は、この7人、もしくは基金などを通じた佐藤氏と7人が「共同保有者」に該当するかどうかだ。

共同して株式を取得したり、議決権を共同で行使したりする(株主総会で賛否を投じる)ことで「合意」している場合は、共同保有者になる。金融商品取引法では5%以上の株式を取得した株主は、財務局に5営業日以内に届け出なければならない。これは共同保有でも同じだ。

現状、共同保有者として届け出があるのは、佐藤氏と基金、佐藤氏が顧問を務めるシステム会社の3者のみ。7人については共同保有者としての届け出はない。」

共同保有者に該当するという状況証拠はあるのだそうです。

「‟状況証拠”はいくつかあると主張する。その1つが7人から郵送され、7月18日に一斉に届いた書面だ。」

「杉浦氏は、7人の書面が言葉の使い方は違っていてもほぼ同じ内容であったことに違和感を示す。しかもDES実施の公表後、7人全員が持ち株数ゼロの状態から株を取得している点も不可解だと指摘する。後に反対するのであれば、買わなければよかったのではないかという理屈だ。

これらの状況証拠から、杉浦氏は弁護士と相談のうえで「強い疑い」と説明資料に記載することにした。」

記事では、佐藤氏側の反論にもふれています。

(「委任状による議決権行使のお願い」より)

上記会社資料によると、トーマツ出身の会計士2名が、会社側と大株主側に分かれて、取締役候補者となっているようです。

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近の「企業会計」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事