新日本監査法人が(監査の?)全クライアントを対象に、ビッグデータを使った不正チェックの仕組みを導入するという記事。
「新日本監査法人は約3000社の全顧客企業を対象にビッグデータを使い、会計処理の不正をチェックする仕組みを導入する。帳簿の全データを解析し、不正につながりやすい取引を見つける。」
「顧客企業の全帳簿データを解析し、通常より大幅に高い単価での取引など不正につながる取引を自動で検出する。」
仕訳テスト(監査基準で定められている)のことでしょうか。そうであればすでにやっているはずですが、その有効性を高めようということなのでしょう。記事によればEYのシステムを使うようです。
ビッグデータという表現は、大げさに感じます。
記事の末尾で、監査契約打ち切りについてもふれています。
「富士フイルムホールディングスなど約40の上場企業が監査契約を打ち切ると公表し、信頼回復が急務となっている。」
以前の記事では「約30」でしたが...。
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