企業会計基準委員会における税効果会計の審議で、繰延税金資産・負債の表示方法も検討しているそうです。
「検討中の論点のうち、繰延税金資産および繰延税金負債の表示区分については現行の取扱いを見直し、IFRSや米国基準に整合させて全て非流動区分に表示する取扱いへと変更する見込みだ。」
手元のIFRS参考書を見ると、たしかに、IFRSではすべて非流動にすると書いてあります(日本基準では関連する資産・負債の流動・固定分類に合わせる)。
この点では、現行日本基準より簡略化されることになりますが、表示に関しては、繰延税金資産と繰延税金負債の相殺という論点もあります。そちらに関してはどうなのでしょうか。IFRSの方が、日本基準よりも厳格な感じもしますが...。
詳しくは、週刊経営財務5月30日号を参照してください。
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