ジーンズメーカー「エドウイン」グループが、証券投資の失敗を隠すために不正経理を繰り返していた疑いがあるという記事。
「同社関係者らによると、同社は証券投資を行っていたが、2008年のリーマン・ショックを契機に200億円以上の運用損が発生した。融資を受けていた銀行などには、こうした損失を隠した決算書類が提出されていた。」
自殺した「経理担当者が持っていたパソコンの中に、投資の失敗を示す内容のメールが残されていた」そうです。
担当者レベルの不正なのか(だとすると規模が大きすぎる)、会社ぐるみなのか、銀行は本当に知らなかったのか、どういう投資だったのか(一般的な証券投資かデリバティブが絡んでいる取引か)など、いろいろと疑問点が思い浮かびます。
エドウイン、200億円損失隠しの疑い 証券投資失敗で(朝日)
「同社のホームページによると、1947年に創業した非上場会社。民間の信用調査会社によると、2011年5月期の売上高は約290億円。」
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