「丸紅」の嘱託社員らによる架空投資事件で、米証券会社リーマン・ブラザーズが、約350億円の賠償を丸紅に対して求める訴訟を東京地裁に起こしたという記事。
訴訟で損害を回復しようというのは企業として当然の行動ですが、立派な証券会社がよく調べもしないで数百億円も投資したという事実は消えません。
丸紅の方は、3月期決算で訴訟について何らかの開示を行うことになるでしょう。責任はないといっており、また、訴訟の結果もまだ予想できないので、引当まではしないと思われます。
「金はアスクレに戻している」 丸紅文書の偽造でコンサル社長が証言
Lehman Accuses Japanese Trader of Fraud
一連の報道について(東証マザーズ上場LTTバイオファーマのプレスリリース)(PDFファイル)
LTTバイオファーマは、自社の元社長が架空投資案件に関係していた疑いがあると認めています。
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