「株主は何ものか」広く検討を(記事冒頭のみ)
金融審議会で実質株主の把握が議論されることなどを受けて、「株主は何ものか」や、株主の属性に応じて扱いに差をつけることなどについて問題提起しているコラム記事。
「一連のガバナンス改革は企業と投資家の建設的な対話で企業価値向上を目指すものだ。しかし相手が意思決定の権限を持つ株主か、単なる代理人か見分けられないと本当の対話にはならない。」
「株主の「見える化」を望む声を受け、金融審議会の場で実質株主を把握しやすくする議論がこれから本格化する。」
「欧州は会社に対して権利を行使するなら名乗り出なければならないとの考え方だ。会社側が要請したら身元を明かす必要があり、応じないと議決権行使停止の罰則がある。
実質株主の把握に向けた議論の根底に「株主は何ものか」との問いがある。 会社の所有者か、株式という財産の所有者か.属性に違いがあると考えるなら差をつけるのかという問いもあり得る。」
いわゆる「物言う株主」というのは何ものなのだろうということを思い浮かべました。