会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

日本の企業報告に関する調査2023 -気候変動および生物多様性の業種別分析編(KPMGジャパンより)

日本の企業報告に関する調査2023 -気候変動および生物多様性の業種別分析編

KPMGジャパンによる「日本の企業報告に関する調査2023 -気候変動および生物多様性の業種別分析編」というレポートです。

「2024年4月に公表した「日本の企業報告に関する調査2023」で実施した調査のなかから、気候変動と生物多様性に焦点を当て、業種別の分析を加えた本冊子「日本の企業報告に関する調査2023-気候変動および生物多様性の業種別分析編-」を取りまとめました。」

2023年10月時点の日経平均株価の構成銘柄となっている 企業225社を対象として、調査・分析しています。

30ページほどの資料です。

Key Findingsから2つ引用させてもらうと(見出しのみ)...

「GHG総排出量のScope1比率が高いとされる業種の1つ「電気・ガス業」は、Scope1排出量の開示および第三者保証を受ける割合がともに100%であり、報告する情報の信頼性向上に向けた意識が高いことがうかがえる」

Scope3は全体では89%が排出量の実績を報告し、29%が第三者保証を受審しているものの、主たる排出源に該当するカテゴリの実績が開示・保証されてない業種があり、改善の余地が見られる」

大企業を対象としているため、たぶん、上場会社(あるいはプライム市場)全体の傾向とは違うのでしょう。

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