法人税法違反容疑で、大阪国税局元職員で税理士の男が逮捕されたという記事。
「逮捕容疑は共謀し、大阪府東大阪市の不動産会社「大阪産業」の税務申告に際して架空の損失を計上し、平成23年10月までの1年間で同社の法人所得約1億円を隠して法人税約3100万円を免れたとしている。・・・
捜査関係者によると、××容疑者らは、同社から××容疑者側に融資が行われたと仮装。これが焦げ付いたと偽って、同社に架空の雑損失を計上させる手口で所得を隠蔽(いんぺい)していた。××容疑者はほかの顧問先に対しても、税理士の知識を悪用して脱税を指南していた疑いがあるという。」
確定申告の時期にふさわしいニュースといえます。
国税局OBの威光を悪用「内部情報取れる」と吹聴し“サイドビジネス”(産経)
税理士のサイドビジネスとして、金貸し業もやっていたそうです。
「知人によると、細名容疑者は顧客開拓の“秘密”を「脱税者リストを元に記載先に連絡し、顧問税理士にしないかと持ちかけた」と明かしたことがあった。情報は「おれの宝だ」と得意げだったという。
勧誘に乗ってきた相手には「隠している金を預かる」と低金利で借り受け。この金を資金繰りに窮している別の顧問先に貸し付けていたとされる。金を借りたことのある自営業者は、借金の条件として顧問契約を締結し、返済に加えて1万~1万5千円の顧問料を支払ったと証言する。
「一戸建ての自宅は貸付金の利息で購入した」とも話していた××容疑者。・・・」
机に1000万が…「俺は逮捕されへん」不良国税OBの“ナニワ金融道”(夕刊フジ)
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