会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

会長立候補者の公表について(日本公認会計士協会)

会長立候補者の公表について(会員専用ページのため、ID、パスワードが必要)

会長立候補者の所信表明及び推薦委員会との質疑応答に関する動画配信について(同上)(最終的なリンク先は上と同じです)

日本公認会計士協会の会長立候補者が正式に公表されました。また、各立候補者の所信表明の動画も協会サイトで見れるようにされています。

本命とされている大手監査法人所属の立候補者の所信表明をみてみましたが、話が抽象的で役人のスピーチみたいな印象です。民主党の失敗の例もあるので、できるかわからない公約をするのはさけたのでしょうか。

会計士業界は成長がストップあるいはへたをすると縮小していくという状況ですから、誰が会長になっても、簡単ではなさそうです。

会計士協会の次期会長候補に「不適正意見」(FACTA)

「・・・協会関係者によると、山崎会長の後任は池上玄副会長が本命だった。山崎氏の出身母体はトーマツで、前任はあずさ出身の増田宏一氏。慣例に従えば次は新日本出身の池上氏となる。

ところが、金融庁はオリンパスの粉飾決算を見逃した監査上の責任を認定し、昨年夏にあずさ監査法人と新日本監査法人に業務改善命令を出した。会計士協会は監査の責任者である担当会計士の処分を検討中だ。このため、処分を受けた新日本とあずさの出身者が会長職に就くことに対し、「監査への信頼が揺らぎかねない」と異論が噴出。協会は会則で「会員の指導、連絡及び監督に関する事務を行う」と定めており、「処分を受けた監査法人出身者の会長のもとで会員の指導、監督ができるものか」と憤る会員も。こうした批判を敏感に察知したか、「池上氏は(会長選出馬を)辞退した」とされる。会長の任期は3年で、山崎会長の再選は制度上、認められない。このため池上氏に代わる候補として、あずさ出身の森公高副会長が急浮上。ある関係者は「よりによってあずさ出身とは。憤慨して金融庁に『指導』を求める会計士も出る始末です」と打ち明ける。」

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