日興コーディアルグループが、不正な利益で水増しされた04年9月中間期~06年9月中間期決算の訂正報告書を、関東財務局に提出したという記事。あらた監査法人も訂正報告書に「適正意見」を出したようです。
「不正決算を適正としたみすず(旧中央青山)監査法人に対する責任追及も検討する」とのことですが、仕組み債発行日のバックデートが監査人から隠ぺいされていた(かつ正当な注意を払っても発見できないように隠ぺいされていた)とすれば、連結範囲を判断する重要な材料が監査人に与えられなかったわけですから、結果として監査人の判断に誤りがあったとしても、監査人の責任を問うことはできないはずです。
訂正報告書の提出について(PDFファイル)
決算短信の修正(平成17年3月期)(PDFファイル)
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