東京証券取引所2部上場のソフトウエア開発会社アイ・エックス・アイが民事再生法適用を申請したという記事。
同社は不正経理が発見され、半期報告書の提出が遅延していることがすでに報じられています。
民事再生手続の申立に関するお知らせとお詫び(PDFファイル)
同社の2006年9月中間連結決算短信(PDFファイル)
公表済みの決算短信をみると、2006年9月中間期は、前年同期と比べて売上高が2倍となっています(158億円→307億円)。また、経常利益、当期純利益とも大幅増益となっています。
しかし、売上債権が3倍、棚卸資産が2倍、前年同期はほとんどなかった建設仮勘定を31億円計上、ソフトウェアも38億円(前年同期は1億7000万円)、買掛金が10倍以上の96億円、前年同期はゼロだった未払金が長短合わせて40億円など、貸借対照表項目は異常な動きとなっています。監査法人が監査未了で中間財務諸表にサインできなかったのも無理ありません。
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19日に公表された会社の調査では、循環取引が行われていたようです。IXIの破綻により、循環取引が循環しなくなったわけですから、取引の相手先にも相当の影響が出るでしょう。単なる決算の修正だけでなく、実損が発生します。また、現時点でIXIに対する債権債務が存在しなくても、過去の循環取引の正当性が問われ、それらを過去にさかのぼって整理することになれば、思わぬ損失が生じる可能性があります。
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