準大手ゼネコン・安藤ハザマの除染費用水増し疑惑で、会社が調査結果をまとめたという記事。領収書の集めもれにすぎないということで、詐欺容疑を否定する内容だそうです。
「国の通達を受けた福島県の通知は、除染事業に関する宿泊費を請求するには、領収書などに基づく受注業者と発注元の事前協議を義務づけている。だが、最初の契約では宿泊費の精算は不要とされ、両市から領収書を求められた時期も遅かったため、現場担当者は下請け会社から集めていない領収書もあったという。
担当者は、この穴埋めのため「旅館を所有する下請け会社に足りない領収書を補うよう改ざんを頼んだ」と説明。「精算額を多くして(発注元から)だまし取ろうとする意図はなかった」と主張したという。改ざん領収書で受け取った額より、宿泊の実費が多くかかっており、調査委員会は説明は事実で詐欺の意図はなかったと結論づけた。」
領収書の改ざんは認めており、ずさんな経理処理には違いありません。
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産経のスクープだったので、朝日は冷たい扱い(会社の言い分を大きく取り上げている)のようです。
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