会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

東北の上場企業、決算発表延期相次ぐ 被害把握に時間(河北新報より)

東北の上場企業、決算発表延期相次ぐ 被害把握に時間

2011年3月期決算の東北の上場41社のうち、決算発表を例年より遅らせる企業が少なくとも13社に上るという記事。

「13社は宮城、福島、岩手、山形各県の企業。他に未定が6社あり、うち宮城、福島両県の計4社は「被害が大きい」などとして遅らせる方向で検討している。」

被害を受けた企業は大変だと思いますが、日本の上場企業全体でみれば、(業績への影響は別として)決算作業自体は何とか進んでいるのでしょう。

13社の中には監査が遅れていることを理由にする企業もあるようです。

「常磐開発(同(注:いわき市))は約1週間遅い同20日で「JR常磐線の運休で、監査法人の作業が遅れているのも一因」と言う。」

この記事は決算発表に関するものですが、金商法の開示書類の提出状況も気になるところです。各証券取引所では、提出期限の延長が認められている会社を公表しています。

有報等提出期限延長会社一覧(東証)

有価証券報告書等提出期限延長会社一覧について(大証)

東証と大証をみてみると、今のところ、各1社ずつとなっています(3月決算以外を含む)。
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