会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

「雪国まいたけ」名物オーナー排除で迷走(現代ビジネスより)

「雪国まいたけ」名物オーナー排除で迷走。
いったい会社とは誰のものなのか


株主総会で役員選任案が覆ったりという騒動が起きている「雪国まいたけ」を取り上げた記事。

最後の方の東証の対応を予想した以下の個所などは、厳しい措置をけしかけているようにも読めますが、創業者の経歴や騒動の経緯の部分を読むとそうでもなさそうです。

「経営責任は確かに重い。だが、この程度の処分(注:監視委による課徴金勧告)をものともせず、開き直り、居座っているオーナーが大半である。また、上場規定に基づき、上場を廃止する制度はあるが、東証がこれまで、廃止に追いやった例はない。

当然だろう。

上場企業のなかには、上場だけが目的の中身のない「ハコ」と呼ばれる企業がヤマのようにあり、詐欺やインサイダー取引、マネーロンダリングの温床になっている。それでも東証は上場廃止処分にしない。

「ハコ」ですらそうである。東証に、生きている中堅企業に引導を渡すような“度胸”はない。」
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